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2004年2月22日日本武道館
川田、橋本との3冠戦負けたら退団
 3冠王者川田利明(40)が、全日本退団を懸けてゼロワン橋本真也(38)の挑戦を受ける。タイトル流出を許した場合、全日本から離脱することまで明かした。資金難から、今大会限りで聖地・日本武道館から撤退する全日本。全日本の「武道館ラストマッチ」が川田の「全日本ラストマッチ」になる可能性もある。川田「橋本に負けるようなら、全日本を離れなければならない。ファンがこれだけ待たされて、おれの負けを見させられたら、がっくりきてしまう。その責任は取らないと。橋本の攻撃をすべて受け切って勝つ」
○川田利明 三冠ヘビー級選手権試合
19分57秒
TKO
橋本真也×
 ゴングが鳴り響くとリングの中央に歩み寄り、にらみ合う両者。会場には割れんばかりの川田コールが響き渡った。静かな立ち上がりだったが、川田の顔面蹴りから両者ヒートアップ。橋本のケサ斬りチョップで左耳から出血したが、逆エビ固めの体制から顔面を踏みつけ、ペースをつかんだ。しかし、自らのローキックで右ひざを痛め、橋本の水面蹴りから流れが変わった。右ひざへの集中攻撃に耐えつづける川田。しかし、テーピングを巻いた右肩を痛めた橋本に対し、三角締め、腕ひしぎ逆十字固めを決め、さらに延髄蹴り、バックドロップからストレッチプラムと一気にたたみかける。何とか切り抜けた橋本は強烈なミドルキックから垂直落下式DDTを決めたが、右肩の状態をさらに悪化させた。両者ともに体力を消耗し、動きが止まったが、川田が力を振り絞りジャンピングハイキック3連発。2度目のストレッチプラムを決めたところで、ゼロワン中村専務がタオルを投入した。
○武藤敬司
  ボブ・サップ
チームW-1vsRO&D
15分5秒
体固め
ジャマール
  ディーロウ・ブラウン×
 試合前、サップとジャマールは、はやくやりたくてウズウズしている様子。それぞれのタッグパートナー、武藤とディーロウが両者をなだめ試合はスタートした。やっとリングに上がったサップとジャマールは中央でにらみ合い。ショルダータックルを打ち合ってはにらみ合いとお互い闘志むき出しのファイトを見せた。試合中盤、サップが野獣パワーを見せる。ディーロウの首をつかむと、もげそうなほどに首を曲げていく。また150キロのジャマールに対しては、持ち上げてチョウークスラムで叩きつけた。ここまで、なかなか武藤とのコンビネーションを見せなかったサップだったが、最後に見せた。武藤の合図とともに、武藤がディーロウ、サップはジャマールにダブルでシャイニング・ウィザードを決める。さらに合体技シャイニング・インパクトをディーロウに見舞い、決着をつけた。
×小島 聡 友情凄惨
19分23秒
片エビ固め
太陽ケア○
 02年に世界最強タッグリーグを制した2人が、1年10カ月ぶりの一騎打ち。まさに「友情凄惨」の試合となった。ともに意地を張り合う逆水平、平手打ちの応酬。ケアはひざのサポーターを外し、ニーブレスで小島に蹴りを打ち込み、小島は顔面から大流血。小島は流血によるスタミナの消耗が激しく、流れをつかめない。ケアはたびたび、ひざ攻撃を繰り出した。小島が何とか力を振り絞り、ひじのサポーターを外してラリアットに行くが、腕を捕らえて、波乗りスープレックス、ハワイアンスマッシャーとたたみかけ、最後もひざを顔面に打ち込み、小島をマットに沈めた。試合後、ケアは小島の手を挙げ、称えるしぐさを見せるが、小島はケアにつかみかかり、リング上は乱闘に。ケアは無言で立ち去り、あと味の悪い試合となった。
○カズ・ハヤシ

世界ジュニアヘビー級王座決定戦
14分31秒
エビ固め

  BLUE−K×
(TAKAみちのく)
 BLUE−Kは、リングインと同時にマスクを外す。「みんな分かってると思うが…」と前置きし、TAKAみちのくが登場した。序盤、試合巧者のTAKAがガンガンに攻めて行った。しかし、場外のカズ・ハヤシに対して、トップロープからダイブした際に自爆、左ヒザを負傷した。これで一気に形勢が変わる。負傷したTAKAの左ヒザを中心に攻めるカズ・ハヤシ。一時TAKAのジャストフェイスロックに苦しめられる場面も、何とかロープエスケープ。10分経過し、みちのくドライバーをヒザ十字に持っていき決めいったが、延髄ケリでかわされた。さらにはなったファイナルカットはカウント2。しかしTAKAを上手く誘い、みちのくドライバーを狙っていたかのように切り返しファイナルカットで押さえ込んだ。
○天龍源一郎 ザ・プロレス〜龍魂vs職人魂〜
10分43秒
エビ固め
渕 正信×
 天龍は予告通り、北斗晶を連れての入場。リングインはレフェリー和田に阻止された。初のシングルマッチにお互い意地がぶつかり合う両者。まずは天龍が渕を長時間のネックロックで絞め上げると、渕は大の字に倒れたまま起き上がれず。相当のダメージを受けた渕だったが、垂直落下式のブレンバスターは何とかカウント2で返した。渕も職人の意地を見せ、角度のあるバックドロップ、スモールパッケージ2発、逆さ押さえ込みとしつこく技を繰り出した。10分過ぎ、天龍が序盤のダメージの残る渕を決めに行く。53歳はカウント2でかわされたが、さらにパワーボムで押さえ込んだ。
○本間朋晃
  宮本和志
ハードコアタッグマッチ
12分27秒
片エビ固め
  NOSAWA×
MAZADA
 本間が一瞬のスキをついてNOSAWAを仕留めた。試合は終始NOSAWA、MAZADA組のペース。本間に狙いを定め、竹刀、机、ラダーをフル活用。花道、場外でも容赦なく攻撃を加え追い込んでいった。しかし、一瞬のラダー攻撃から流れが変わった。試合後も、両者リング上で、相手を挑発するなど遺恨を残した。
  嵐
  Hi69
×河野真幸
全日本vsRO&D
12分9秒
片エビ固め
TAKAみちのく
  ザ・グラジエーター○
ブキャナン
 TAKA率いるRO&D軍が圧倒した。小細工なしで真正面からぶつかり合う両軍だったが、RO&D軍のグラジ、ブキャナンの外国人が力を見せつけた。嵐がブキャナンに力負けすると、ずるずるとRO&D軍ペースに。最後はグラジが河野から3カウントを奪った。
  平井伸和
○土方隆司
9分8秒
片エビ固め
荒谷望誉
  保坂秀樹×
 平井、土方組が逆転で勝ちを収めた。土方が荒谷、保坂の巧みなコンビに捕り劣勢に。土方を投げてはタッチ、投げてはタッチと痛めつけた。しかし何とか持ちこたえた土方が放った蹴りが、不意に保坂をとらえ、そのままフィッシャーマンスープレックスにもって行き押さえ込んだ。
  奥村茂雄
  グラン浜田
×石狩太一
11分58秒
体固め
  アブドーラ・ザ・ブッチャー○
えべドーラ・ブーチャン
ヤス・ウラノ
 68歳のブッチャーが元気な戦いを見せた。えべドーラ・ブーチャンとのコンビネーションもまずまず、リングの内外で暴れまわった。23歳の石狩を捕まえるとドラゴンスリーパーで絞める上げるなど歳の差を感じさせない。最後は石狩を毒針エルボーで沈めた。この日のブッチャーは珍しく流血なし。試合後には浜田、奥村にも地獄突きを見舞った。
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