| ×桜庭和志 |
GP一回戦
1R 5"01' KO |
ヴァンダレイ・シウバ○ |
| 序盤から互いに間合いを計りつつの打撃戦を展開。ウエートアップした桜庭は、打撃でもシウバと互角の戦いを繰り広げた。下からタックルでテークダウンを狙うが、シウバもハードパンチと、組み付いてのヒザ蹴りで応酬した。一進一退の攻防だったが、試合終了は突然に訪れた。桜庭の左ローキックに対して、シウバはこれを一歩踏み込みながらガード、続けざまに踏み込んでの左パンチ。これを桜庭はバックステップでかわしたが、シウバはこのチャンスを見逃さず、右ストレート1発。これが桜庭のアゴに命中。桜庭はロープ際まで吹っ飛ばされ、失神。シウバが対桜庭戦3連勝を飾り、ミドル級GP準決勝へ進出した。
シウバ「試合が始まってから打撃で行こうと決めた。桜庭は何をしてくるかわからない。桜庭と戦うのは光栄なこと。(4度目の対戦は)マッチメークがあったら戦う」 |
| ×ムリーロ・ブスタマンチ |
GP一回戦
3R判定 2-1 |
クイントン"ランペイジ"ジャクソン○ |
| ブスタマンチのグラウンドに大苦戦したジャクソンだったが、積極的な攻めの姿勢が評価され、2−1の僅差の判定ながら、ミドル級GP準決勝進出を決めた。試合のペースは完全に、ブスタマンチ。1R前半、自らジャクソンをグラウンドに誘い込み、タップこそ奪えなかったが、抜群のボディコントロールで、三角締め、前方首固めをがっちりとジャクソンに決め、試合を優位に進めた。ジャクソンはこの攻撃を怪力で、耐えきったが、この攻防で両者ともに大きくスタミナをロス、1R終盤以降は、スタンド状態で、距離を取りながらの打撃が中心となった。ポイント的には、1Rを優位に進めたブスタマンチかと思われたが、ジャクソンの心は折れず、前へ前へのパンチを出しながら、攻めの姿勢を見せ続け、厳しい試合を制した。ジャクソン「とてもタフな試合だった。準備不足でいいパフォーマンスが出来なかった。(判定の結果について)第1ラウンドは相手が取った。相手の体に合わせるのに10分かかった。第2、3ラウンドは自分が取れていたと思う」ブスタマンチ「僕としてはいい試合が出来た。結果は重要じゃない。代わりに僕が来ることになったが、それにはトップチームの責任があった。日本のファンのために」 |
| ○吉田秀彦 |
GP一回戦
1R 5"06' 袖車 |
田村潔司× |
| 吉田が真っ正面から田村の打撃を受けきり、袖車(=胴着を利用したチョークスリーパー)でタップを奪い、ミドル級GP準決勝に進出した。試合開始直後から、田村の鋭い左ローキック、激しいパンチが吉田を襲う。1分過ぎに右パンチで吉田をぐらつかせると、田村は一気にラッシュ。パンチの連打からヒザを打ち込んだ。どうにか脱出した吉田だが、田村の打撃に苦戦する。吉田が3分過ぎに払い腰でテークダウン奪ったが、田村の巧みなボディバランスで、バックポジションを許し、側頭部にパンチを浴びた。田村優勢の序盤だったが、吉田はパンチを受けながらも前に出て、強引なタックルから首固めへ。一度は、ブレイクしたが、ここから吉田が一気に攻勢へ。再び、田村のパンチをかいくぐり、タックルから払い腰へ。冷静にガードポジションを奪いながら、腕を田村ののど元に食い込ませ、タップを奪った。田村の激しい打撃をまともに受けた吉田は、試合直後にヒザを押さえながら、うずくまるほどのダメージを受けたが、その強い心は折れることなく、打撃を受けきった上で、柔道技で見事に勝利を奪った。 |
| ×アリスター・オーフレイム |
GP一回戦
1R 3"09' KO |
チャック・リデル○ |
| UFCからの刺客リデルがオーフレイムにKO勝ち、PRIDEミドル級GP1回戦を突破した。試合開始直後にペースを握ったのは、オーフレイム。左右のリードパンチからのキックが的確にリデルを捕らえた。この攻撃でリデルは、いきなり左目尻を切り、出血。攻めにキレがなく、オーフレイム優勢かと思われた。が、必殺の左フックが、オーフレイムのガードを吹き飛ばし、顔面にヒットすると一気に形成を逆転。この一撃でフラフラと後退するオーフレイムを逃がすことなく、ロープ際に追い込み、左ヒザ蹴りから左右のパンチの連打。再度、左フックが顔面を捕らえると、オーフレイムは腰から崩れ落ちた。リデル「これは戦争になるぞ、と思った。押して押して押しまくった。この世界ではラッキーでも勝つということはよくあることだ。(オーフレイムは)自分より背が高く苦しい戦いにはなると思っていた。ファイナルでは久しぶりにバンダレイと戦えるといいな」オーフレイム「すごくがっかりしている。そして腹が立っている。ラッキーな一発にやられた。3年間負けなしだったが、初めて負けた。必ず戻ってくるので期待していてほしい」 |
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| ○ミルコ・クロコップ |
1R 1"29' KO |
イゴール・ボブチャンチン× |
| ミルコが左ハイ1発で、ボブチャンチンをKOした。立ち上がりから、一瞬も気を抜けない緊迫感の中、両者が間合いを取りながら、パンチを繰り出していく。復活を期するボブチャンチンも前に出るが、ミルコのプレッシャーはこれをはねつける。左のリードパンチ2発で、ボブチャンチンが後ろに下がると、このタイミングを見逃さずに必殺の左ハイキック。ボブチャンチンの右ガードが下がった瞬間、ミルコの左足が完ぺきにボブチャンチンの右アゴにヒットし失神、ま後ろに倒れた。さらに殴りかかろうとしたミルコをレフェリーが止め、試合が終わった。試合後に、マイクを取ったミルコは、リングサイドで観戦するヒョードルに対して、「次の試合は、タイトル戦だ」と対戦をアピールした。クロコップ「ダメージはまったくない。ボブチャンチンは男らしいし、強いし…でも最後は予定通りいった」ボブチャンチン「きちんと準備してきたが…。ハイキックは見えなかった。ものすごい衝撃で、それに対して対処できなかった自分のミス」 |
| エメリヤーエンコ・ヒョードル |
1R 1"09' TKO |
ゲーリー・グッドリッジ |
| ヒョードルは、ゴングと同時にラッシュ。左フックをきっかけに、左右のパンチの連打。グドリッジのガードの上から10発以上のパンチを叩き込んだ。足をかけてテークダウンを奪い、ガードポジションに入ると、さらに、パンチのラッシュ。全く手の出せないグドリッジに対して、スタンディングから2発のキックを加え、さらに覆い被さるように4発のパンチを入れると、たまらずレフェリーが試合を止めた。ヒョードル「テンポの速い試合をゲーリーに分かってもらいたかった。打撃の方が強くて、速いことが分かってもらえたと思う。(予想されるミルコ戦について)チャンピオンになって3試合連続で戦っているので、コンディションがまだまだ。もし組まれればその大会に向け準備をしていきたい」グッドリッジ「作戦としては立ち技をキープしつつ、KOを狙っていた…。ヒョードルは重いパンチを持っている。(引退は)まだまだ考えていない」 |
| ○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ |
3R判定 3-0 |
リコ・ロドリゲス× |
| 対するロドリゲスは元UFC王者。ともに高い柔術技術を持つ2人の対戦は、休むことなくポジションの奪い合いという、グラウンドの攻防となったが、両者決め手に欠け、3Rを終了。判定結果、3−0でノゲイラが制した。20分の試合時間を通じてノゲイラは、グラウンドでの攻防を仕掛け、下のポジションから得意技の三角締めを狙っていく。対するリコは、ノゲイラの長い手足でのガードに苦しみながらも、パンチを積極的に打ち込みながら、関節を狙っていった。両者が密着した状態が続くが、両者の攻防に休みはなく、関節狙いの高い技術レベルの試合だった。試合後にマイクを握ったノゲイラは「必ず来年のGPに出場する」と宣言。王者奪回を誓った。ノゲイラ「寝技だったらもっといい試合が出来た。リコには寝技では勝てたと思う。だから、いい試合が出来なかった。(判定について)私のほうがアグレッシブだったと思う。(クロコップについて)速くて強い選手。でも、寝技は私のほうが上。いつかは戦う相手だと思う」ロドリゲス「きょうの試合? 分からないよ。どこかに警察はいないか? 勝利を盗まれたよ」 |
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